カルピス、「ひなまつりプレゼント」実施 今年で1億人突破

 カルピスは3月3日のひなまつりに向けて、全国の幼稚園・保育所を対象とした「第46回『カルピス』ひなまつりプレゼント」を実施する。歴史を重ねこれまで累計で約9900万人の園児が「カルピス」で乾杯しており、今年は1億人を突破する見込み。

 ひなまつりには古くから白酒が供されてきた。同社は「お酒が飲めない子供達にも、白酒に似た白い『カルピス』で乾杯し、楽しいひなまつりを過ごして欲しい」という思いを込めて全国の幼稚園・保育所の子供達にひなまつり特製パッケージの「カルピス」を1人1杯ずつプレゼントする(特製パッケージは先着2万園限定、以後は通常商品)。また、同社オリジナル「ミニ絵本」を1人1冊ずつ送っている。

 1963年(昭和38年)から同社の創業者三島海雲氏が子供達の心と体の健やかな成長を願って始めた活動で、当初は30万人ほどにプレゼントをしていたが年を重ねる毎に規模が拡大した。近年は毎年3万園からの応募があり、すべての園へ園児数に合わせてプレゼントを届けている。昨年は303万人の園児にプレゼントした。こうした積み重ねで今年は累計1億人を突破する見込みとなった。

 今年のミニ絵本は「いつまでも ともだち」(金の星社刊)。子供の手のひらに収まるサイズで、いつでもどこでも親子で読み聞かせに使える便利な絵本。コミュニケーションの大切さをテーマに子供達の心の交流を描き、どこかコミカルで、どこかほろりとさせられる作品だ。

 (山本大介)

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