グリコ乳業、「プッチンプリン」刷新 ダンスで盛り上げ
グリコ乳業は1月20日から「プッチンプリン」シリーズを“プルル~ン食感”をそのままになめらかな口溶けを実現してリニューアル。さらに、子ども向け新商品〈for Kids〉を新たに追加。同時に特設サイトを公開し、本田望結がプッチンダンスを踊る新ムービーでリニューアルを盛り上げる。
1月21日には東京都渋谷区の原宿クエストホールで「プッチンプリン」リニューアル記者発表を開催。1972年発売のロングセラー商品で、昨年には最も売れているプリントしてギネスにも認定された。
今回は「プリンがおどる新食感」をコミュニケーションワードに、19年前に同品のCMで使用した「プッチンパポペ~♪」でおなじみのスキャットマン・ジョンの曲を14年バージョンにアレンジした。本田望結とキッズダンサーが踊り、商品の魅力を伝えていく。
マーケティング本部洋生菓子マーケティンググループの伊吹亮一氏は、ギネス認定の際にスキャットマンのCMを思い出した人が数多くいた(同社調査では73.5%が覚えていると回答)ため「プッチンプリンの資産だと思った」とあいさつした。
リニューアルは、配合変更で、弾力のあるプルル~ンとした食感はそのままに口溶けを良くして、バニラ感、ミルク感をより実感できるよう改良。新商品〈for Kids〉は甘さ控えめで、カラメルの苦みを抑えたマイルドな味わいが特徴。ミルクカルシウム入りで、食後のデザートやおやつにぴったりな少量サイズで、保護者目線で開発した。
プッチンダンスは、DEP(ダンス・エデュケーション・プロジェクト)に採用され、全国の幼稚園・保育園・小学校の教材として使用されることも決まっている。ダンスとともに、同品のパッケージにかざすと顔写真が合成されたキャラクターが登場し、プッチンダンスを踊るスマートフォン専用のAR(拡張現実)アプリにも取り組む。
(山本大介)