越のむらさき、19年3月期は微減 密封ボトルが好調

調味料 決算 2019.08.14 11923号 02面
県内SM店頭でも定番のだし醤油「越のむらさき」。密封容器入り(写真左上)が好調

県内SM店頭でも定番のだし醤油「越のむらさき」。密封容器入り(写真左上)が好調

 【新潟】醸造の街、長岡市摂田屋に本社を置く醤油メーカー、越のむらさきの19年3月期業績は、前年比微減で着地した。密封ボトルの小型タイプが好調だった一方で、大容量の1.8Lが苦戦。今期は、新商品投入の検討や業務用の拡充などを通じて、既存販売ルートのさらなる広がりを目指し、通期2%増を計画する。
 同社は、だし入りの加工醤油「越のむらさき」ブランドが約8割を占め、県内を中心に県外にも徐々に定着している。だし醤油の文化になじみがなかった県内で、約50年前か

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