2024新春の抱負:日本冷凍食品協会・大櫛顕也会長 適正な価格転嫁重要

 冷凍食品について業務用は、外食、旅行に関連する業態などでは急速な回復がみられます。一方、家庭用は、価格改定もあって売上金額的には前年を上回っているとみられますが、経済状況を反映して数量的には前年を下回って推移しているとみられます。そのほか、外食店の人気メニューなどを冷凍した食品の自動販売機・無人店舗、デパートなどでの高価格冷凍調理品販売などが増加し、家庭用市場のさらなる変化と拡大が続いています。
 一方、輸入原材料、エネルギー、物流などのコストは、最

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