ポプラが導入したスマホアプリ「No FoodLoss」は食品ロス削減と集客策につながる
食品小売各社が食品ロス削減に向けて積極的に動き出している。埼玉が基盤の有力食品スーパー(SM)のヤオコーは食品の製造日から賞味期限までを3分割する商慣習の3分の1ルールを2分の1に変える。中堅コンビニエンスストア(CVS)のポプラは賞味期限が迫った販売期限切れ商品の値下げ販売を加盟店に正式提案する。東京のSMオオゼキはキャンペーンでロス削減を図る。商慣習の見直し、値引き販売やスマートフォンを活用した集客策など取組みが増えている。(山本仁)