ポイント還元1ヵ月、有力SMに冷静な見方 サミット、消耗戦避ける

ニュース 小売 2019.11.13 11970号 01面

 国のキャッシュレス化推進のポイント還元事業が始まって1ヵ月がたち、有力な食品スーパー(SM)の経営トップに冷静な見方が出てきた。サミットの竹野浩樹社長は「ポイントは重要な時に仕掛け、消耗戦に巻き込まれないようにする」と話す。ヤオコーは10月にポイント5倍セールを展開したが、川野澄人社長は「10月は緊急対応で今後ポイントを乱発することはない」と考えを示す。導入前は警戒感が強く、10月には高ポイント付与など対抗策を打ち出す企業があったが、落ち着きを取り戻してきた。

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