ミノカン、「味の花」を継承 佃煮の名品再現

ニュース 中食 2014.10.03 11079号 03面

 【中部】佃煮・惣菜製造卸のミノカンは、このほど鰹節と昆布を甘く煮込んだ佃煮の名品「味の花」=写真=の製造を開始した。「味の花」は、戦後名古屋が生んだ佃煮の名品として知られ、六十数年の歴史と伝統を持つ。もともとは老舗の「富士一佃煮」が製造を始め、その後「西春佃煮」に継承されてきたが、時代の流れの中で、今回8月末で製造を終了することになった。そこで、佃煮の名品がなくなるのを惜しんだミノカンの酒井益幸社長が、事業継承を決意し、あらためて従業員をすべて移籍して、同社十一屋工場で製造

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