食料品需要、実質成長率改善へ 政府調査で好転予想

総合 統計・分析 2024.03.06 12725号 01面

 内閣府が2月29日に公表した企業行動に関するアンケート調査結果で、食料品製造業の実質需要成長率が上向くとの見通しが示された。食品業界では21年以降の価格上昇に伴う消費者購買力の低下と数量の落ち込みが不安視されているが、やや明るい兆しがみえてきた。(横田弘毅)

 調査は内閣府が毎年1月に上場企業を対象に行っているもの。今年度は食料品製造業42社を含む1439社が回答した。それによると、食料品製造業の2

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら