マルサンアイ、トヨタと豆乳開発 大豆生産者の収益向上へ

豆乳の味を作った水谷大輔副課長(左)と商品コンセプトを考えた谷口実優チーフ

豆乳の味を作った水谷大輔副課長(左)と商品コンセプトを考えた谷口実優チーフ

「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳」

「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳」

 【中部発】マルサンアイは10月、通販限定で「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳」を発売した。同品はトヨタ自動車と約4年半の開発期間を経て誕生した。トヨタが19年に育種を開始した「高オレイン酸大豆」は酸化しにくく青臭みが少ない。マルサンアイは独自技術で、高オレイン酸大豆ならではのおいしさを生かした豆乳に仕上げた。トヨタが高付加価値大豆の栽培を手掛け、マルサンアイが豆乳として普及することで生産者の収益向上にも寄与できる。両社が協力し国内農業を応援していく。(横山卓司)

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