味の素社、新素材「マンカイ」を課題解決の起爆剤に 高タンパク野菜で年商100億円目指す

農産加工 ニュース 2021.08.04 12271号 03面
7月27日に行われた新商品・戦略発表会。リモート参加したヒノマン社のロン・サルペターCEOと(左から)西井孝明味の素社社長、料理研究・リュウジ氏、田代淳一味の素アミノサイエンス事業本部部長

7月27日に行われた新商品・戦略発表会。リモート参加したヒノマン社のロン・サルペターCEOと(左から)西井孝明味の素社社長、料理研究・リュウジ氏、田代淳一味の素アミノサイエンス事業本部部長

 味の素社は最先端素材の「マンカイ」を社会課題の解決への起爆剤にする。珍しい高タンパク、高栄養の葉野菜を水耕栽培し、健康増進と地球持続を両立する。“次世代ベジタブルドリンク”として粉末スティックの「Mankai(マンカイ)」を7月30日から通販限定で発売。業務・加工用向け、海外展開を広げて30年、100億円規模の売上げを目指す。
 「マンカイ」は数百年前から東南アジアでタンパク源として食べられてきた、ウキクサの一種。植物性タンパク質を45%含み、ほかビ

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