永谷園・22年3月期上期 海外・中食が拡大

水産加工 決算 2021.12.01 12331号 03面

 永谷園ホールディングス(HD)は22年3月期上期、主力の食品販売で海外が成長を続けた。国内は大幅減だが、新たな会計基準と前年の特需からの反動が影響した。「ビアードパパ」といった中食を拡大し、コロナ禍から回復し始めた。「お茶づけ海苔」など基幹商品は全て一昨年実績を上回り、経営基盤を強化して経常利益と純益を増加。通年の実質増収を視野に収める。
 国内食品は内食需要の高まりが落ち着いたが、海外ともに家庭用販売が堅調だった。売上高は458億3300万円(前年

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