キッコーマン、最高業績を更新 海外成長が加速
決算発表会に臨む堀切功章会長(左)と中野祥三郎社長
キッコーマンは22年3月期、売上収益など主な経営成績のすべてで過去最高業績を更新した。海外売上げが前年比26.6%増、利益30.3%増と成長を加速し、売上構成比は70.2%、利益77.2%を占めた。メーンの北米事業が醤油などの需要が増加、業務用回復を両立してけん引した。ロシア・ウクライナ情勢による相場高、為替変動が大きく、今期の業績予想、中期経営計画の発表は控えた。
前期売上収益は前年比17.5%増の5164億4000万円で着地した。事業利益は8期