エスビー食品は「健康で幸せな暮らしへの挑戦」と「地球環境への貢献」を目指す取り組みとして山梨県道志村で約50年間放置されていたわさび田の復興と、同地での沢わさびの栽培試験を開始した。 近年、沢わさびは各産地で水温上昇や台風など天候要因に加え、生産者…続きを読む
加工わさび原料をめぐる環境は近年、中国産西洋わさびの原料価格上昇が各メーカーのコスト増に大きな影響を与えてきた。今年はある程度落ち着きが予想されるものの、国産沢わさび原料の不足が顕著になりつつある。特に生鮮需要に使用される沢わさびの芋の不足は深刻だ。…続きを読む
家庭用の加工わさび市場は金額ベースで前年比7.2%増、数量で同2.5%減となった。売上げは価格改定効果で回復基調となったが、数量ベースではまだ伸び悩んでいるといった状況だ。昨年まで家庭用市場はコロナ禍における家庭内食化の反動に加え、確証はないものの若年…続きを読む
加工わさびの業務用市場は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いが5類へ移行したことに加え、観光地などでインバウンド需要が増加したことで明らかな回復基調に入った。市場の動きの活発化に加え、原材料高や人件費、輸送費などさまざまなコスト増に対応した価格…続きを読む
加工わさび市場は業務用の回復基調が鮮明になったことに加え、家庭用市場も価格改定効果などで金額ベースは拡大に転じた。原料動向は中国産西洋わさびがこれまでの高騰から落ち着きを取り戻した。一方で、国産の沢わさびは産地における水温上昇や台風などの影響で、近年…続きを読む
全国菓子卸商業組合連合会(全菓卸商連)の二木正人理事長は、菓子産業は原材料費、物流費、人件費などの高騰などあらゆるコスト増という課題に直面しているとし、特に人件費増の背景にある生産年齢人口の減少による人手不足に対し危機感を示し、「若手人財」の確保が急…続きを読む
日本包装機械工業会(日包工)は5月29日、東京・中央区の鉄鋼会館で2024年度定時総会を実施した。総会ではすべての議案が承認された。今年は役員改選の年で総会後の理事会で、新会長(代表理事)に伊早坂嗣氏(川島製作所代表取締役社長)を選任した。副会長も3…続きを読む
日本食品機械工業会(日食工)の大川原行雄会長(大川原製作所代表取締役社長)は第59回定時総会後に行われた懇親会で「今年は役員改選の年で、任期満了となったが引き続きもう一期会長を務めることになった」と続投を報告した。「副会長3人、理事4人、新しい方を迎…続きを読む
経済産業省の安田篤製造産業局産業機械課課長は、5月28日に行われた日本食品機械工業会(日食工)総会後の懇親会で来賓としてあいさつした。食品機械業界は食の安全や品質管理など積極的にとり組んでおり、「まさに国民生活の基盤をなす産業だと認識している」。DX…続きを読む
【長野】長野県信州そば協同組合は5月28日、長野市のホテルで2024年度の通常総会を開いた。柄木田豊理事長(柄木田製粉社長)は「原材料費の高騰や乾麺需要停滞など大変厳しい環境だが、組合が昨年開発したレンジアップ型の『NAGANO SOBA』が豪州で販…続きを読む