厚生省、病院外調理の衛生管理ガイドライン作成

1996.05.20 101号 23面

病院における患者などへの食事の提供業務が、規制緩和推進計画に基づき、この3月の医療法施行規則の改正によって、病院外の調理加工施設において調理業務を行うことも認められた。

厚生省はこれに伴い、患者給食業務については衛生状態が常に良好に保たれている必要があることから、食品の衛生管理手法としてWHOなどにより国際的に推奨されているHACCP(危害分析重要管理点)などに基づく適切な衛生管理を実施するよう患者給食業務を行う者に対して求めることとした。

そこで、HACCPの実践に際して具体的な衛生ガイドライン及びマニュアルが必要となるため、4月、「院外調理における衛生管理指針」を作成、これを公表し、各都道府県に通知して周知を図る。

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