飲食トレンド:福岡市にラーメン王国「ラーメンスタジアム」誕生
福岡市の大型複合商業施設「キャナルシティ博多」内に地元九州はもとより全国各地から有名ラーメンを集めたエンターテインメント飲食施設「ラーメンスタジアム」が昨年12月15日にオープンした。ラーメンをテーマにしたアミューズメント施設としては横浜の「新横浜ラーメン博物館」、旭川の「ラーメン村」、小樽の「小樽運河食堂」に続き全国で四番目、九州では初の施設になる。福岡にいながらにして全国各地のご当地ラーメンを食べ歩きできるとあって地元・福岡をはじめ観光客に人気だ。
◆九州から3店舗が参加
ラーメンスタジアムに出店しているのは、北海道から「らーめん山頭火」と「らーめんむつみ屋」、福島・喜多方から「坂内食堂」、東京から「らーめん香月」、横浜から「六角家」と九州以外の地域から五店。九州では博多の「一黒丸」、熊本の「味千拉麺」、宮崎の「風来軒」の三店で、計八店鋪のラーメン店がそろう。
◆「みやげ館」で名物販売
各店の持ち帰り用ラーメンや博多名物を販売する「ラーメンギャラリー・みやげ館」も併設。初年度は入場者百万人、売上高七億円を見込む。
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