メニュートレンド:普通のおでんはございません 想像の上いく創作おでん
2025.02.03今や、コンビニで気軽に購入できる中食としても定着したおでん。いわば「手軽さと安さがポイントの庶民的なメニュー」という立ち位置だが、大阪の「食卓堂」は、そのイメージに真っ向から対抗する店。「普通のおでんはございません」と銘打つ専門店として、さまざまな創…続きを読む
日本の食卓に欠かせない豆腐だが、昔ながらの豆腐店は減少の一途をたどり、大多数の人はスーパーで買う食材となっている。そんな状況に一石を投じるのが、2022年にオープンした「YACCO豆富店」だ。驚くほど多彩な味の商品開発やイートインメニューの提供など、…続きを読む
多種多様なネタが丼から飛び出すかのように高々と盛り付けられた「○○丼」は、映えアイテムの筆頭として連日SNSをにぎわせている。が、そうした潮流を逆行したアイデアでSNS拡散につなげたユニークな事例が東京・御徒町の「和牛 三姉妹」が提供する「和牛 三姉…続きを読む
長女が小4の時、自分で決めたテーマについて図書館で調べて、レポートを提出するという宿題が出た。母子で相談して決めたテーマが「看板メニューを考案せよ!」。12年前、今のようにSNSが普及していない時代だったが、小4の少女が考案したメニューは口コミでじわ…続きを読む
何でもかんでも値上がりしている昨今、大衆価格を維持する切り札として提供店がじわり増えている「おでん」。とはいえ昔ながらの定番ダネが中心で脇役に甘んじている店が大半だ。そんな中、おでんをメニューのド真ん中に据えて、既成概念のはるか上をいくサプライズ感満…続きを読む
長く愛されている定番料理には大きな魅力があるものだが、その完成形にとらわれず、発想を転換してまた違った魅力をつくり出すことも可能。「飯酒トモエ」で人気を呼ぶメニューは固定観念を超え、元となる料理をさらに進化させたことで“酒好き”に強烈に響く秀逸な料理…続きを読む
日本独自の進化で定着した“スパイスカレー”。そもそも確立した定義があるわけでもなく、それぞれの店の個性で参入できる自由度の高さも魅力である。大阪の「吾輩はスパイスである」は、ずば抜けた個性で評判の店。カレーだけではなく、まぜそばや一品料理まで提供し、…続きを読む
多国籍料理という概念を飛び越えて“世界中の国”を創作しているのが、神戸市の「旅するタルタルソース モンク食堂」だ。その国に見立てたタルタルソースを週替わりで用意し、毎週違う国へいざなうというユニークな発想が話題を呼んでいる。オープン当初は女性客が多か…続きを読む
プロの料理人が作るメニューを食のプロが審査するというテレビ番組で、審査員全員が絶賛し、「全員合格」を獲得したのが「麺屋 芽ぶき」の「男の油そば 塩」。番組放送は10年以上前になるが、人気は放送当時に終わらず、今でもこのメニュー目当ての来店客が絶えない…続きを読む
洋食メニューのド定番でありながら、近年の映えブームにも適応してさまざまに進化を続ける「オムライス」。とはいえ“卵=黄色”の常識が崩されるのは想像のはるか上をいく衝撃力だ。今回は“黄色”ではなく「白いオムライス」を提案して大ヒットを飛ばしている東京・上…続きを読む
ハマグリのビジュアルがこれほど強い一品も珍しい。「うどん 萬田次郎」の「濃厚貝汁つけ」は、半透明の美しいうどんと大きなハマグリの組み合わせが強烈な魅力を放っている人気メニューだ。濃厚なうまみと個性的なフォルムを持つハマグリは、メニューの主役となり得る…続きを読む