「看板メニュー」になるには、店一番の人気メニューであること、このメニュー目当ての来店客がいること、そして長く愛されているロングセラーであること…などが求められる。そのすべてを満たし、昭和40年の開店以来60年間、店の看板メニューとしての座を守ってきた…続きを読む
日本の食卓に欠かせない豆腐だが、昔ながらの豆腐店は減少の一途をたどり、大多数の人はスーパーで買う食材となっている。そんな状況に一石を投じるのが、2022年にオープンした「YACCO豆富店」だ。驚くほど多彩な味の商品開発やイートインメニューの提供など、…続きを読む
多種多様なネタが丼から飛び出すかのように高々と盛り付けられた「○○丼」は、映えアイテムの筆頭として連日SNSをにぎわせている。が、そうした潮流を逆行したアイデアでSNS拡散につなげたユニークな事例が東京・御徒町の「和牛 三姉妹」が提供する「和牛 三姉…続きを読む
長女が小4の時、自分で決めたテーマについて図書館で調べて、レポートを提出するという宿題が出た。母子で相談して決めたテーマが「看板メニューを考案せよ!」。12年前、今のようにSNSが普及していない時代だったが、小4の少女が考案したメニューは口コミでじわ…続きを読む
何でもかんでも値上がりしている昨今、大衆価格を維持する切り札として提供店がじわり増えている「おでん」。とはいえ昔ながらの定番ダネが中心で脇役に甘んじている店が大半だ。そんな中、おでんをメニューのド真ん中に据えて、既成概念のはるか上をいくサプライズ感満…続きを読む
長く愛されている定番料理には大きな魅力があるものだが、その完成形にとらわれず、発想を転換してまた違った魅力をつくり出すことも可能。「飯酒トモエ」で人気を呼ぶメニューは固定観念を超え、元となる料理をさらに進化させたことで“酒好き”に強烈に響く秀逸な料理…続きを読む
日本独自の進化で定着した“スパイスカレー”。そもそも確立した定義があるわけでもなく、それぞれの店の個性で参入できる自由度の高さも魅力である。大阪の「吾輩はスパイスである」は、ずば抜けた個性で評判の店。カレーだけではなく、まぜそばや一品料理まで提供し、…続きを読む