東京下町発祥のソウルフード「もんじゃ焼き」がブームに沸いている。それをきっかけに創作性の高い差別化メニューが続々登場。東京・渋谷の「元祖海老出汁 もんじゃのえびせん 渋谷ストリーム店」が提供するのは、“もんじゃ×イタリアン”“もんじゃ×中華”といった…続きを読む
キムチをサラダ風にアレンジした「生キムチ」のメニュー化が増えている。キムチと名乗っているが、正しくは韓国料理の浅漬けや和え物に分類される「コッチョリ」の場合が多い。つまり生キムチは新たな料理ではなく、伝統的な韓国料理のリメーク版。歴史や根拠があるだけ…続きを読む
世にウニ好きは多く、食材としての実力はすこぶる高い。魚料理を専門に提供する「海三昧 おさしみ家」の「生ウニオムレツ」は、見た目のインパクトだけでなく味の調和という点でも完成されており、多くの人を引きつけている。 * 「海三昧 おさしみ家」は魚…続きを読む
「アヒル」はもともと鴨を食用に家畜化したものとしてアジア、ヨーロッパ各国で親しまれているが、不思議と日本ではなじみが薄い。これまで高級中国料理の「北京ダック」くらいしか知られていなかったアヒル肉を、香港スタイルの「ローストダック」で大衆食として提供す…続きを読む
うどんは日本の国民食の一つ。しかし、小麦アレルギーで食べることができない人もいる。小麦に代わる商品として米粉のうどん麺を開発したのが、大阪府堺市の「手しごとうどん工房 はちまん」だ。うどん職人ならではの開発努力で、小麦麺と大差ない味と食感を実現。今後…続きを読む
近年、一つのメニューに特化した専門店が注目を集めている。食材の仕入れ、仕込みが効率化され、食品ロスの削減につながる一方で、オペレーションの簡易化により提供時間が大幅に短縮される。一品メニューで勝負して、そのメリットを最大限に発揮しているのが「まぐろと…続きを読む
豚の焼肉といえば、韓国料理のサムギョプサルを連想させるが、薄切り肉で新スタイルの豚焼きしゃぶへと進化させたのが、大阪府・箕面市の牛とろ焼きしゃぶ専門店「十二松六左衛門」だ。今までにない食べ方で楽しむ“ごちそう感”あるメニューが評判を呼び、リピーターを…続きを読む
生キャラメルから始まり、生食パン、生ドーナツ、生カヌレと、“生”ブームが拡大している。“生”の定義はさておき、「フレッシュ」「ぷるん」「しっとり」といったシズル感を想起することから、「食べてみたい」と思わせる優秀なキーワードだろう。そんな“生”シリー…続きを読む
近年注目のヒット業態といえば「大衆寿司酒場」。昭和の時代ではどこにでもあった店だが、若者世代のセンスと融合して新たな魅力を打ち出している。そうした潮流の変化を感じさせるアイテムで注目を集めるのが、神奈川・溝の口の「天ぷらと鮮魚とれんげ寿司 魚天(ぎょ…続きを読む
「チャーハンがうまい店は他のメニューもうまい」と言われるせいか、中華料理店は威信をかけてチャーハンの味を競う。そうはいっても、シンプルなメニューだけに差別化を図るのは難しい。それを一気に、ここでしか食べられないぶっ飛んだメニューにしたのが「中華 東東…続きを読む