ひと口目のみならず熱々が持続するのが石鍋料理のメリットだが、適用できる料理は限られる。麺がのびやすいパスタは“不適切”な料理だった。多くの難点を乗り越えて「石焼き生パスタ」を完成させたパスタ専門店「魔法のパスタ」は、熱々だけでなく提供の早さや味の変化…続きを読む
今や、コンビニで気軽に購入できる中食としても定着したおでん。いわば「手軽さと安さがポイントの庶民的なメニュー」という立ち位置だが、大阪の「食卓堂」は、そのイメージに真っ向から対抗する店。「普通のおでんはございません」と銘打つ専門店として、さまざまな創…続きを読む
「ワンプレート・ランチ」というスタイルには、もはや新しさは感じない。しかし、そこに盛られる料理がフランス料理のフルコースとなると話は別だ。特別な日の食事と位置付けられるコース料理に気軽な楽しさを印象付け、ランチ限定ながら週末は最大70食を売る大ヒット…続きを読む
江戸時代のファストフードから進化した寿司だが、東京・有明ガーデン「ARIAKE FOOD STAGE」内の「OEDO ARIAKE STYLE」では、寿司のカタチをさらに進化させ、新しいタイプのワンハンドフードの“すしドッグ”として提案している。 …続きを読む
何てことのない食材でも、提供の仕方次第で強烈な魅力を放つ外食メニューになることがあるものだ。「UMIバル新宿店」の「極!たまご丼」は、明太子、イクラ、だし巻き卵というありきたりな食材だが、その盛り付けと提供スタイルの一工夫により、誰もがパシャッとスマ…続きを読む
どの店で何を食べてもそこそこうまい…という外食事情の中で、この店にしかない味、他店では食べられないメニューを持っている店は強い。「生パスタ専門店カレン」が提供する、ミートソースとカルボナーラというパスタソースの人気を二分する味を一皿にまとめ上げた「世…続きを読む
近年、生肉メニューの復権が著しい。正しくは“生肉”ではなく、低温調理を施した刺身やユッケ、タルタルなどのことだ。さらに、提供店が増えたことで競争が激化。付加価値を高めるためメニューの個性化が進んでいる。その好例の一つが東京・新宿と錦糸町にある「かまく…続きを読む