代々木駅西口地区 F・F5社の店舗戦術 マクドナルド=地域1番店で推移
《マクド ナルド 》 一〇階建てビルの一階。事務所ビルだが、同じく一階に居酒屋、二階に喫茶・レストランが出店している。マクドナルドは昭和47年のオープンで、代々木地域に最も早く進出したハンバーガーチェーンとして、地域活性化のパイロット役を果たしている。
店舗面積約五六坪、客席数一〇〇席。マクドナルドとしては標準タイプの店だが、やはりハンバーガーチェーンの地域一番店としての実績を上げており、消費者に大きく支持されている。
人気メニューはビッグマック三八〇円、テリヤキバーガー二八〇円、チキンタッタ三二〇円などで、客単価五五〇~六〇〇円。客層はやはり中・高生が七、八割を占めるが、テイクアウトの場合は店舗周辺のOLや主婦などの客層も少なくない。
一日の客数約八〇〇~一〇〇〇人、平均日商六〇万円前後(推計)とみられるが、代々木は一般来街者が少ない地域だけに、マクドナルドチェーンとしては、スタンダードな営業実績というところのようだ。