ナムコ、ラーメンテーマパーク「名古屋麺屋横丁」25日オープン

2005.02.07 296号 23面

(株)ナムコ(東京都大田区、電話03・3756・2311)は、ラーメンのテーマパーク「名古屋麺屋横丁」を、大手パチンコ遊技機メーカーの京楽産業(株)が開設する複合商業ビル「サンシャイン栄」(名古屋市栄)の二階、約一〇〇六平方メートル(約三〇四坪)に、京楽産業グループと共同で2月25日にオープンする。

施設開設にあたっては、ナムコの企画設計集団「チームナンジャ」が総合プロデュース(企画設計・施工・PR)を担当し、運営は京楽産業グループの京楽栄開発(株)が担当する。入場は、無料で、初年度来場者数一二〇万人を見込んでいる。

名古屋麺屋横丁は、中部国際空港開港、愛知万博開催を今春に控え国際化が急速に進む名古屋で、“ニューウエーブ・オブ・ザ・ラーメン”をテーマに、ラーメン文化の新しい潮流を育むことにより、名古屋の中心市街地・栄地区の活性化を図るとともに、日本におけるラーメン文化の進化に貢献することを目指している。

出店店舗は、従来のご当地ラーメンの枠組みに縛られることなく、その卓越したアイデアとセンスにより日本のラーメンシーンを革新し続け、ラーメン第三世代とも呼ばれるニューウエーブラーメンの代表として、全国各地から選抜された「ニューウエーブ七人衆」が一堂に集結する。

環境演出としては、ラーメン黎明期の昭和30年代をモチーフに、路面電車が走る架空のラーメンの街に繰り広げられる、新しいラーメンづくりに命を賭ける天才職人たちの活躍が描かれる。

出店店舗は次の七店(カッコ内は、地域・店主名・特徴)で、いずれも東海地区初出店である。

(1)「ずん・どう」(函館・奥川裕之・伝統の函館ラーメンに新風を巻き起こす塩ラーメンの魔術師)(2)「つしま」(東京・田中剛・豚骨の名手「田中商店」が挑戦する豚骨魚介系醤油)(3)「竈新宿本店」(東京・清水博丈・薫製卵でトッピングの主役をかえたクンタマの達人)(4)「せたが屋」(東京・前島司・次々に繰り出す新ブランドが嵐を呼ぶメタモルファーゼ職人)(5)「いまむら」(横浜・今村嘉宏・人まねが大嫌いな激戦区横浜の怪童一〇〇〇のレシピを持つ男)(6)「作ノ作」(大阪・木村修作・大阪発のオリジナル豚骨で一世を風びする浪花の仕掛人)(7)「博多秀ら~」(福岡・河原秀登・博多ラーメンの正統継承者が一子相伝の味をさらに進化)

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