新発想のOES「オーダーショット」新登場 フォルクス・イースト21
東京は江東区東陽町のシンボル「東京イースト21」。その入口に「ステーキハウス フォルクス イースト21」がある。
「開業から11年。東日本地区では業績の良い店舗です」と石原武史店長。約130席の店には客足が絶えず、平日ランチは200食以上、週末は600人近い客数を誇る繁盛ぶりだ。
「(株)フォルクス」は1970年に創業したステーキチェーン店の草分け。
今月、同業の「どん」((株)どん)チェーンと合併し、210店舗を擁する一大チェーンとなる。
合併に伴い、同社では全店共通の新情報システムを導入する予定だが、その先駆けとしてイースト21の店では先月から、新情報システム「オーダーショット」を導入した。
同システムの手持ちハンディ端末「ハンディショット」は、業界初の大型タッチパネル式カラー液晶画面を搭載した画期的なモデルだ。従来機は、各ボタンに機能が割り振られているため、ボタンと機能の組み合わせを覚える必要があった。
しかしハンディショットでは、画面上に表示されたボタンに直接タッチすれば画面が変わるため、初心者でも直感的に操作することが可能だ。教育時間が大幅に短縮される。
「新人スタッフの教育時間が大幅に短縮されます」と石原店長。「何よりメニュー変更が簡単」と絶賛する。
年2回実施されるグランドメニュー改定のほか、販促メニューの更新などは毎月のようにある。従来は新しいメニューシートを印刷して1台ずつ差し替えていた作業が、オーダーショットなら、高速通信により瞬時に終了する。
「棚卸や検品、発注などの機能も活用してみたい」と石原店長は意気揚々だ。
◆「ステーキハウス フォルクス イースト21」(東京都江東区東陽6‐3‐2)
◆(株)アルファクス・フード・システム「オーダーショット」
従来のOESの問題点を解決し開発した新発想のOES。大型カラー液晶タッチパネルを搭載し、一般オーダー、テーブルオーダー、アンケート集計、発注・検品・棚卸、勤怠など1台何役にも使える多機能マルチ端末をはじめ、独自の高速SS無線方式(無線LAN)で飛躍的に向上した通信レスポンス、高速オンライン処理でのメニュー変更、ドロップインでのプリンタ用紙セットなど、操作性やメンテナンス性の面でも従来型とは比較にならないほど進化している。
▽問い合わせ=(株)アルファクス・フード・システム(システム営業推進本部、電話0120・149・104)