海外情報 ヘルシーよりこってり味が好き-米国市民はファストフードに何を求めるか
マクドナルド社のマックリーンに代表されるような低脂、低カロリー・バーガー、サラダ、にんじんチップ、脂肪抜きマッフィン、低脂ミルク、冷凍ヨーグルトを提供することが、最近のファースト・フード・チェーン店の一般的な傾向である。
しかしながら、消費者の一部、特に若者たちや、ファースト・フードで育ってきた中年グループはこの傾向に背を向けて、こってりとしたチーズ・バーガーやフレンチ・フライド・ポテトを選び、サラダや低脂ミルクには目を向けない。
ファースト・フード店に足を運ぶ人たちは便利さ、価値、馴れた食物を求めるのであって、健康志向は他の食餌機会に考えるべきだとする声もある。
しかしながら、健康志向的食餌の提供は企業の社会的責任だと考える経営者が増加しているのも事実である。
(USA・TODAY)