話題のラーメンPick up!:ラーメンが健康を守る時代到来!?
●漢方を活用して熱中症対策 麺屋武蔵×日本薬科大学がコラボ
「ラーメン=不健康」のイメージ払しょくのため、人気ラーメンチェーン「麺屋武蔵」と日本薬科大学は、コラボメニューとして2018年3月に花粉症対策の「華爽快(はなそうかい)ラーメン」(麺屋武蔵 虎嘯六本木店)、同7月に「日焼け対策 冷やしラーメン」(麺屋武蔵 武骨相傳上野店)、19年1月に「インフルエンザ対策ら~麺」(麺屋武蔵 神山神田店)といった期間限定・食数限定ラーメンを、漢方の知識を駆使して開発し、話題を集めた。今夏は第4弾「熱中症対策 フローズン冷やし中華」を開発し「麺屋武蔵 蒲田店」で1日限定20食、8月18日までの期間限定で発売している。
「フローズン冷やし中華」は、自家製柑橘系ジュースをマシーンでフローズンにして麺の上にトッピング。麺の下には鶏と昆布のスープに醤油、酢を加えたタレ。それをかき混ぜるとジュースの甘味・酸味、タレの塩味・酸味とうま味がマッチするように設計。フローズンで一気に火照った体を冷やし、酸味・甘味のタレで食欲も進む。具材は、日本薬科大学の漢方研究部の学生と棚橋伸子講師(管理栄養士)が監修したゴーヤ、キュウリの酢の物、ライチ、オレンジの果肉、鴨肉のオレンジ煮など、体の熱を冷やし、暑さで減少する体液などを補う食材が満載だ。「食べれば食べるほど健康になるラーメンを今後も作りたい」と、矢都木二郎麺屋武蔵社長は意気込みを語った。