メニュートレンド:“看板に偽りなし”の大迫力 インバウンド客が列をなす
「レアハラミサンド」 レギュラーサイズ3,200円、スモールサイズ1,700円(各2個、税込み) 見た目も映える「レアハラミサンド」。肉は、レギュラーサイズで350g、スモールサイズで175g使用。パセリとピンクペッパーをトッピングして仕上げる
大阪・日本橋にある「こんなにデカいサンドイッチは反則だ」は、看板通りの巨大なサンドイッチに圧倒される繁盛店。客層の9割はインバウンド客で、一番人気は肉を挟んだ3200円の商品。高価格ながら“肉好き”のハートをガッチリとつかみ、「あそこであれを食べたい」という足を運ばせる原動力となっている。
●具材モリモリの11種開発
店に行って驚いた。次々とやってくるのは、欧米人と思われるインバウンド客。11席の店内は満員で、並ぶ列はどんどん伸びる。取材日は閉店間際まで列が途切れず、人気ぶりを実感させられた。
一番人気は「レアハラミサンド」。幅が約6cmほどもあるビッグサイズで2ピースでハラミを350g使用しており、肉がぎっしり。ピンクの断面も美しく、見た目のポイントも高い。
肉は、火の通り具合や見た目、食べやすさを考えて均一にカット。強火で両面を焼いてから弱火で自家製の甘辛いタレで煮込み、レアに仕上げる。パンは軽くトーストし、自家製のガーリックマヨネーズソースを塗り、肉を積み上げて挟む。肉の味とパンチ力のある味付けがマッチし、飽きずに食べられる。
店主は、体重100kg以上の巨漢で大食漢の保坂英生さん。サンドイッチが好きだが一般的な商品に納得できず「具材がモリモリに入った商品を作りたい」と、料理人でもある技術を生かして考案したという。
「大きさが大前提」で11種類の商品を開発。中でも1個につき卵を5個ほど使用する「ぷわぷわ玉子サンド」は、幅が約10cmもある。焼いたメレンゲとゆで卵で作った卵サラダを合わせてふんわりとした食感もプラスした、ユニークな発想が光る商品だ。
「季節を問わず集客し、日本人客の利用も増やしたい。今後も大きさは維持しつつ、メニュー開発を検討していきたい」と、吉村省吾店長は語る。
●店舗情報
「こんなにデカいサンドイッチは反則だ」
所在地=大阪市中央区瓦屋町3-5-17/開業=2023年9月/坪数・席数=9坪・11席/営業時間=11時~18時。無休/平均客単価=1500円/1日平均集客数=平日200人、週末300人
●愛用食材・機器
「ガーリックバターソース」 ケンコーマヨネーズ(神戸市灘区)
パンに塗り味がアップ
同店では、パンに塗るソース類を商品に合わせて変更しているが「ローストビーフサンド」など一部の商品に使用するのが同品。「これ一つでとてもおいしくなる。アクセントがついて味がアップします。自分たちではなかなか作れない味」と吉村店長。「ぷわぷわ玉子サンド」の仕上げに塗る黄身にも少量混ぜるなど、調味でも活用している。
規格=515g(常温)















