中華料理特集 食材活用の知恵:三明物産「鎮江香酢(熟成陳年)」

2010.11.01 380号 09面
酢が苦手な人にもお薦め 10年以上中華業態全店で使用

酢が苦手な人にもお薦め 10年以上中華業態全店で使用

味わい深さとやさしい酸味

味わい深さとやさしい酸味

 ◇豚かたまり肉の黒すぐり黒酢ソース/1,600円

 酢が苦手な人にもお薦め 年以上中華業態全店で使用

 ●料理内容

 ゆでた豚肩ロース肉をカットして手で円形に成形。片栗粉をまぶして油で揚げる。季節の野菜を炒め、「鎮江香酢」、砂糖、中国醤油、米酢などで調味し、豚肉を加えて煮詰める。鶏・豚スープにコショウで辛みを利かせた「黒酢のサンラータン麺」(1,100円)も人気。

 ●使用状況

 「10年以上前から、黒酢を使う当社の店舖すべてで使用しているのが『鎮江香酢』です」と、際コーポレーション中国料理総料理長の橋本比呂志氏。「風味が豊かで、酸味がとてもマイルド。ツンとくる刺激臭もありません。酢が苦手な方にもおいしいと言っていただける料理に仕上がります」(前同)。酸味を強くしたい時は米酢などで調整をしているとのこと。「鎮江香酢」のよさを引き出し、オリジナリティーあふれる料理を多数生み出している。

 ●使用食材:三明物産(株)「鎮江香酢(熟成陳年)」

 中国黒酢と呼ばれる香酢は、もち米から作られ、マイルドな酸味と独特な香りが特徴。また、18種類ものアミノ酸が含まれ、含有量は黒酢の3倍、一般的な酢の10倍ともいわれている。その香酢のなかでも同品は、特に酸味がまろやかで風味が奥深い。中国の安全食品認定制度「緑色食品」認定。規格=553.4ml(600g)

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 ○青菜(チンツァイ)/東京都千代田区丸の内2-6-1

 JR東京駅南口から徒歩5分、丸の内ブリックスクエア2階に店を構え、アンティークショップのような雰囲気が醸し出されている中国家庭料理店。オープンキッチン、バーカウンターを設置した店内は、開放感のあるつくり。平日は近隣の会社員、休日は買い物客や隣接する美術館を訪れたお客の来店が多い。際コーポレーション経営。

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 匿名での事例紹介は当事者さまの都合により実名を伏せています。記事内容は実例をもとにしたフィクションです。料理は当企画のために実例を再現したものです。

 この企画の問い合わせは (株)横浜エージェンシー 電話045・312・3052 営業第1部 担当/杉山、佐藤、古山

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