中華チェーンの一番人気麺特集:紅虎餃子房「紅虎デラックス担担麺」
●看板メニュー豪華版で大ヒット
「紅虎餃子房」はSCなど商業施設への出店が多く、家族連れ客も多く利用する。名物メニューといえば「鉄鍋棒餃子」と「黒胡麻担担麺」。この2品を必ず注文するリピーター客も少なくない。
一番人気の麺メニューは、今年3月から導入した「紅虎デラックス担担麺」だ。看板メニューである担担麺にチャーシューが6枚、豚角煮が2枚、煮卵1個、モヤシが加わる。辛味ひき肉と合わせると肉食材が3種類も入った圧巻のボリュームで、インパクトは絶大。
同メニューはラーメンで豪華な気分を味わってほしいと開発された。景気低迷が深刻さを増し財布のひもがますますきつくなる中、リーズナブルな大衆飯店でもプラス数百円でぜいたくができる、という逆転の発想が奏功したといえる。このデラックス版メニューは他に「デラックスらーめん」(1180円)があり、こちらも好評だ。
麺メニューは、22品を用意し、そのうち担担麺メニューは7品とバリエーションも豊か。セットメニューとしては「半チャーハンセット」(390円)がある。
秋から土鍋フェアを予定しているという。
◆「紅虎餃子房」経営=際コーポレーション(株)/本社所在地=東京都目黒区大橋2-22-8、千歳ビル/店舗数=73店舗(2011年8月現在)