「きつねジャンボカレー」　1,100円（税込み）　ドンとのせて存在感をアピール

　●辛さと甘さでうま味増幅

　「純愛カレーうどん　なでしこ～長女～」（経営・NADESHIKO）は、大阪府東大阪市にある「純愛うどんなでしこ」の姉妹店。本店で好評のカレーうどんに特化し、2021年2月にオープンした。

　同店で人気を集めるのが、カレーうどんにビッグな油揚げがのった「きつねジャンボカレー」だ。カレーと油揚げの組み合わせと、さらに油揚げの大きさに驚く、2倍のサプライズがあるメニューである。

　「この油揚げは、本店では名物のトッピングメニュー。新店ではまだ認知度が低いので、最初からのせたメニューで存在感をアピールしたいと考えました」と、代表の玉森宏二さんは盛り付けの狙いを語る。

　油揚げは、新潟県の“栃尾あぶらげ”。厚さ3cm、長さ20cmのまさに“ジャンボ”の呼び名にふさわしい姿だ。「もともとは、おいしいきつねうどんを提供したいと探した食材。インパクトだけではなく、大豆の味がしっかりと感じられる逸品」と、玉森さん。国産大豆で作られた製品にこだわって選択し、現地から直送で仕入れている。

　調理では、弱火で3時間ほどゆでて油抜きをし、だしとザラメ砂糖で甘めに味付け。一旦寝かせて味を入れてから、オーダー時はだしに入れて温めて盛り付ける。辛味と甘味が混じり合いうま味が増幅し、食べ応えもたっぷり。リピーターを増やす魅力的な看板メニューとなっている。

　●店舗情報

　「純愛カレーうどん　なでしこ～長女～」

　大阪府高槻市高槻町12-13