ニッカウヰスキー（株）（東京都港区、０３・３４９８・９２５８）は、ブラウンリキュールの新製品「ハイニッカ・リキュール」（レギュラーサイズ、ビッグボトル、二・七リットルＰＥＴボトル）を４日から関東甲信越地区を皮切りに順次全国で発売した。

樽で琥珀色に熟成させたスピリッツ（蒸溜酒）を使った、新しいタイプの酒であるブラウンリキュールは、消費者の低価格志向にマッチした商品として市場で一定の地位を確保しつつある。同社では洋酒の新しい低価格商品へのニーズが強まったことから、ブラウンリキュール「ラム＆ライほろよかブレンド」（リキュール類、アルコール分二五％、六四〇ミリリットル、六九〇円）を九二年に発売、家庭での晩酌需要を中心に好評を博している。

今回の「ハイニッカ・リキュール」はライ麦、トウモロコシ、大麦麦芽の穀物原料一〇〇％、滑らかな口当たりですっきりと飲みやすいおいしさを実現した。本格樽熟成酒ならではの琥珀色、ふくらみのある柔らかな香りと深いコクが特徴である。ストレートやオン・ザ・ロックはもちろん、水割りでも豊かな味わいを楽しめる。

▽ハイニッカ・リキュールレギュラーサイズ=リキュール類、アルコール分二〇％。容量六四〇ミリリットル、希望小売価格五〇〇円▽同ビッグボトル=一九二〇ミリリットル、同一四五〇円▽同二・七リットルＰＥＴボトル=二七〇〇ミリリットル、同一九八〇円