厚生労働省の発表によると、昨年(2023年1~12月)に発生した食中毒は事件数1021件(前年比6%増)、患者数1万1803人(同72%増)で、事件数・患者数ともに大幅に増加し、患者数は21年に近い状況であった=表。 患者数が500人以上の事例は、飲食店で提供された湧き水を使用した食事によるカンピロバクター食中毒(患者892人)と、弁当製造施設で原因物質不明の食中毒(患者554人)の2件が報告されている。後者の事例では、当該施設から黄色ブドウ球菌や
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