厚労省、24年度輸入食品監視指導計画を策定 残留農薬検査を強化
厚生労働省は4月から運用する24年度の「輸入食品監視指導計画」を策定し、3月25日に検疫所などに通知した。このうち輸入食品のモニタリング検査計画では、前年度と同水準の約10万件を予定。引き続きアフラトキシンや病原微生物など、健康被害が生じるおそれが高いと見込まれる項目について重点的に検査する。
また海外での農薬の規制や使用状況、検出事例、輸入時の農産食品の違反状況などを考慮し、ポジティブリスト制度に対応した残留農薬検査を着実に実施することとした。輸