3大コンビニIDレシートデータから見る売れ筋商品ランキング カウンターフード編(2024年2月調査)
IDレシートデータから日本食糧新聞社が加工した3大コンビニの売れ筋商品情報を毎号ピックアップ。今号は2024年2月1日~29日の期間における「カウンターフード」の男女別売上げランキングをご紹介。ランキング表作成:日本食糧新聞社・新製品事業部/データ提供:フェリカネットワークス社
セブンイレブンではコンビニコーヒーの利用割合が高く、男性は3割、女性は2割の人が購入している。また、定番の「ななチキ」「からあげ棒」「揚げ鶏」「BIGポークフランク」などの肉商品が上位に入っている。
ローソンでは、2月6日発売の「でからあげクン4種MIX味」が男性2位、女性1位にランクイン。「からあげクン」シリーズのフレーバー展開は話題を呼んだ。3月12日から全国8地区で「ご当地からあげクン」が発売された。北海道「まるでやきそば弁当味」、北関東「岩下の新生姜味」、中部「スガキヤ監修 和風とんこつ味」、九州・沖縄「うまかっちゃん からし高菜風味」など、それぞれの地域でしか買えない限定商品となっている。
ファミリーマートでは、2月13日に数量限定発売された、タルタルソース入りの「ファミチキ」と「クリスピーチキン」が上位に入った。看板商品である「ファミチキ」の新展開により、今後もさまざまなフレーバーの「ソースin」を期待したい。
○IDレシートデータ=約3万人の生活者から集まる買い物レシートを、フェリカネットワークス社が200チェーン、325万商品の独自マスタによって解析した流通横断の購買データベース
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◆セブンイレブン
○男女3位 「肉まん」 160.9円(税込み)/205kcal
大きめコロコロ具材が秀逸
重さ104g(編集部実測)、中村屋製。本格中華の肉まんに近い具材のごろごろ感があり、タケノコなどが視認できるほど。ひき肉の食感と味もしっかり感じられる。香辛料がほのかに香るやさしい味わい。
○女性2位 「ななチキ」 240.8円(税込み)/173kcal
某FCを超える理想的なチキン
重さ86g(編集部実測)。ご飯のおかずにもなりそうなふっくらとした仕上がりで、衣はカリッ、中はジューシーな理想的なフライドチキン。食べやすさを加味すると某大手FCを超えた味といってもいい。
◆ローソン
○男性5位 「からあげクン レッド」 248円(税込み)/225kcal(5個)
ビールにも合うほどよい辛さ
重さ1個18g(編集部実測)。オリジナルと比べ、衣が赤味を帯びていてビールに合わせたくなる。辛すぎずバランスのよい辛さで、これなら子どもでも「辛ウマ!」と楽しみながら食べられるだろう。
○女性2位 「からあげクン レギュラー」 248円(税込み)/226kcal(5個)
ナゲットと唐揚げのいいトコ取り
重さ1個18g(編集部実測)。いつでもどこでもスナック感覚で食べられるローソン不動の人気商品。ナゲット風の気軽さと唐揚げの満足感が共存しており、シェアでも一人占めでもOKな楽しいおやつ。
◆ファミリーマート
○男性2位 「ファミチキ」 230円(税込み)/251.7kcal
ホットスナックの王者的存在
重さ95g(編集部実測)。ホットスナックの最適解といえる一品。厚さは薄めで少ししっとりとした衣は歯切れよく、どんなシーンでも食べやすい。スパイスを利かせた味わいは軽食として申し分なし。
○女性3位 「もっちり生地のジューシー肉まん」 160円(税込み)/221kcal
正統派中華まんらしさ炸裂
重さ108g(編集部実測)、井村屋製。中華のだし「毛湯(マオタン)」と「清湯(チンタン)」を使用し、あんに一体感がある。他店の肉まんと比べて“王道の中華まんじゅう”らしさが強い。
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個数%=コンビニ各社の全商品購入総数(男女別)を100%としたときの割合
ユーザー率(%)=コンビニ各社の購入者の総人数(男女合計)を100%としたときの割合
※販売終了、リニューアル等、現在の販売状況は定かではありません。
※価格、カロリーは編集部が購入した商品表記の情報、重さは編集部実測。販売終了の商品については、後継と想定される商品を購入。