コカ・コーラシステム、「ジョージア」成長加速 向井理らブランドPR
コカ・コーラシステムは、23年に刷新した基幹コーヒーブランド「ジョージア」の成長を加速させる。13日から新たに俳優・向井理、浜辺美波、プロバスケットボール選手の河村勇輝をブランドセレブリティに起用。新TVCMの投下やAIを使用した消費者参加型デジタルコンテンツなど、幅広い施策を通じて飲用シーン拡大を図る。13日、「ジョージア」キャンペーン発表会が東京都内で行われた=写真。
同ブランドは23年、ブランドロゴを14年ぶりに刷新、「五感を刺激するコーヒー体験の提供」をコンセプトに、主要PETボトル製品からブラック、ラテ、微糖、ゼロの4種類を、小容量サイズから「キャラメルアフォガート ラテ」「ビターショコラ ラテ」の2種類を発売した。加えてブランドキャンペーンメッセージ「毎日って、けっこうドラマだ。」を掲げ、コミュニケーションを展開してきた。
取材に応じた元木麻由マーケティング本部シニアブランドマネジャーは「TVなどのマス広告で伝えきれないブランド体験を、生成AIを活用したコンテンツやイベントを通して、20~30代を中心とした若年層ユーザーに伝えていく。今後も消費者の嗜好(しこう)が変化する中で、既存のコーヒーユーザーの嗜好に合わせた調査やコンセプト作りを行っていきたい」と語った。
発表会では向井、浜辺、河村が登壇。生成AIの新体験コンテンツ「AI明日メーカー」を体験した。「AI明日メーカー」は自分の今の気持ちや興味関心事などを入力すると、AIが未来を占うもので、3人のユニークな未来に会場は盛り上がった。(長谷川清明)