良品計画、耕作放棄地から有機茶 奈良で循環型里山暮らしの仕組みサポート

飲料 ニュース 2024.07.05 12784号 10面
耕作放棄地だった茶園から新たな需要を創出した伊川健一代表と下田裕マネージャー(右)

耕作放棄地だった茶園から新たな需要を創出した伊川健一代表と下田裕マネージャー(右)

 【関西発】無印良品を展開する良品計画が関西のコミュニティーに深く入り込んでいる。全国に先駆け、生産者や加工業者と連携して地域産品を開発し、店舗販売する1次産業支援や地産地消に取り組んできたが、奈良県天理市では持続可能な循環型里山暮らしの実現を目指す「大和高原『福住村』プロジェクト」への参画など、モノ作り以上の関係性を地域社会と築いている。店舗へ地域を巻き込む形ではなく、地域に寄り添い、同社が“ローカルヒーロー”と呼ぶ地域住民の活動を支え、ともに成長する“脇役”の姿勢で地域経

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