微生物検査に自動化の波 省力・省人化信頼確保に寄与

ニュース 総合 2025.02.17 12895号 08面
検査フローの各段階で省力化・自動化装置が提案されている。写真は省力化・自動化装置の一例。左から検体の破砕装置、秤量機能付き希釈装置、最確数法の自動化装置=提供:ビオメリュー・ジャパン

検査フローの各段階で省力化・自動化装置が提案されている。写真は省力化・自動化装置の一例。左から検体の破砕装置、秤量機能付き希釈装置、最確数法の自動化装置=提供:ビオメリュー・ジャパン

 HACCP(工程管理)制度化の施行などを背景に、微生物検査の必要性が高まる一方で、検査の現場でも人手不足や技術継承は深刻な共通課題となっている。そうした中、検査業務の省人化や省力化、業務効率化、精度確保に寄与する選択肢として、検査フローの自動化に対する関心が高まっている。(立石亘)

 HACCPを運用する施設では、原材料や最終製品の検査のほかにも、HACCPの運用状況の検証、製造環境の清浄度確認など

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