サントリー、酒税改定見据えエコノミー価格帯強化 「金麦」をビール規格へ
26年10月に最後の酒税改定が控えるビール類市場。減税が続く狭義のビールへの関心が高まる中、サントリーはエコノミー価格帯へのニーズ対応を強化する構えだ。26年10月に合わせ、現在新ジャンル規格の「金麦」をビール規格化すると9月29日発表。原料麦芽比率を50%以上に引き上げ、ビール規格にするとともに味わいを高める。物価上昇が続き節約志向が高まる中、大型ブランドである「金麦」の価値向上により、エコノミー価格帯ビールを活性化したい狙い。
26年の酒税改定