注目の業務用製品:新日本グローバル「あんこう鍋セット」「あんこうの肝」

2004.01.15 279号 28面

珍味として知られるアンコウ鍋が、ファミリーレストランや居酒屋で食べられる! だれも予想しなかったことが今冬起きている。新日本グローバル(株)(東京都中央区、電話03・3555・3605)の「あんこう鍋セット」と「あんこうの肝」である。中国近海で捕れたアンコウを、現地で解体し冷凍(ワンフローズン)加工したものだ。技術不要でだれでも簡単に調理できる画期的商品として大ヒット中だ。

冬の季節に欠かせない鍋料理。これまで飲食店の鍋料理といえば、寄せ鍋、石狩鍋、チゲ鍋などが定番だった。ところが今冬、新たにアンコウ鍋がファミリーレストランや居酒屋チェーンに登場し、人気を集めている。アンコウは茨城県の名物として知られるが、解体に技術を要するため専門店でしか扱えないとされてきた。値段もフグに次いで高く、庶民の味とはいいにくい。

そのアンコウを身近なメニューとしたのが、新日本グローバル(株)の「あんこう鍋セット」と「あんこうの肝」だ。

「あんこう鍋セット」は、身肉(一キログラム)、骨(五〇〇g)、皮(五〇〇g)、ヒレ(五〇〇g)、あご肉(五〇〇g)がワンセット。「あんこうの肝」は、塩もみ後に酒蒸ししたもので、五〇〇g・チューブ入りの真空パックだ。

どちらも中国近海で捕れたホンアンコウを生のまま現地工場へ運び、解体後にワンフローズン(一回冷凍)したもの。

ワンフローズンなので、うまみと鮮度は抜群。脂ののったおいしさと独特の食感を堪能できる。また、レンジで解凍するだけで手軽に調理できる。

そして、相場の約半値という価格も大きな魅力。時価流通の国産と異なり、仕入れ価格も安定している。

「あんこう鍋セット」は、ポン酢で食べる定番調理のほか、チゲ鍋風、XO醤風など、アイデア次第で付加価値アップはさまざま。「あんこうの肝」は、酒の肴としてスライスカットしても、鍋具材としてもよし。香草焼きもおいしい。

何といっても、希少価値と高級感を演出できる、アンコウの商品力がうれしい。

▽問い合わせ=新日本グローバル(株)製品事業部・菅原部長(東京都中央区、電話03・3555・3605)

◆「あんこう鍋セット」/荷姿=ワンセット・身肉(一キログラム)、骨(五〇〇g)、皮(五〇〇g)、ヒレ(五〇〇g)、あご肉(五〇〇g)/賞味期限=製造日から二ヵ月

◆「あんこうの肝」(塩振り後、酒で調味漬け済み)/荷姿=五〇〇g×二〇本/賞味期限=製造日から二ヵ月

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