シェフの愛用品:フレンチ食堂プティ・メゾン・牧田修治氏 進誠産業「SMOKE CHIPS サクラ」
東京・新橋のオフィス街に立地する「フレンチ食堂 プティ・メゾン」のオーナーシェフ・牧田修治さんは、自家製薫製の薫製材に「SMOKE CHIPS サクラ」(進誠産業)を愛用している。「数種類あるなかで『サクラ』は、薫製の仕方や時間をちょっと工夫するだけで、さまざまな食材に利用でき非常に重宝しています」(牧田シェフ)。カモむね肉やシカ肉などの肉類には、じっくり中まで薫製。魚類は強火で短時間いぶし、中がレアな状態に仕上げるという。種類やカットの大きさにもよるが、肉類で15~20分以上、サーモンで10分ぐらい、季節メニューのサンマは2分程度の薫製時間が牧田流。
「中華鍋と網を使った方法ですが、短時間でも香りがつきやすく、シャープな風味に仕上がります。500gパックというサイズも使いやすいですね」
◆進誠産業(株)「SMOKE CHIPS サクラ」
広葉樹の樹皮を取り除き、純粋な木質部だけをチップに。「サクラ」はもっともポピュラーなチップス。香りが強く、肉類やクセのある食材にもよく合う。家庭でも手軽に使用できる500gの小袋入り。樹種はサクラのほか、ナラ、ブナ、オニグルミ、リンゴ、ヒッコリー、ホワイトオークの全7種。
○プロフィール
フレンチ食堂 プティ・メゾン 牧田修治(まきた・しゅうじ)氏
1963年愛知県生まれ、長野育ち。地元の料理店で修業ののち、上京し、1988年「ホテルワトソン」(東京・目黒)に入社。1990年に休職し渡仏。南仏を中心に3年間腕を磨く。1994年ホテルワトソンの「メグウェスト」の総料理長に就任。2002年同ホテルを退社。2003年3月新橋にプティ・メゾンをオープン、オーナーシェフに。次世代フレンチのシェフ組織「クラブミストラル」会員。
○店舗概要
フレンチ食堂 プティ・メゾン 所在地=東京都港区新橋2-12-9、電話03・3504・1988