コーヒー特集 「JAVA」バリスターが味を管理

1994.11.21 64号 12面

ジャワトレーディングインターナショナル(株)(東京都中央区、03・3281・2839)は、シアトルスタイルのコーヒーショップ「JAVA」一号店を4月にオープンして、現在東京二店、大阪二店、名古屋一店、岡山に一店を展開している。店の経営、接客、コーヒーの入れ方などを本場シアトルで特別に訓練を受けた「バリスター」が、顧客個人個人の好みにあった温度・味で一杯ずつ入れるのが特徴。

メニューの柱は「カフェラテ」(二五〇円)、「フレーバードラテ」(二八〇円)、「イタリアンソーダ」(三〇〇円=大阪だけの販売)で、客単価は約二五〇円。東京・京橋店は店舗面積二坪で月商一五〇万円前後の売上げ。

「カフェラテは、コーヒーを飲まないクレープを食べる世代にも十分受け入れられる。現在は商品名が一般に普及していないので、海外帰りの商社マンや外国人など本物の味が忘れられないお客様がリピーターとなって通って下さっています。今後の展開としては東京のAロケーションに力を入れ、旗揚げ店をまず一〇店ほどつくって日本におけるJAVAの地盤を固めたい」(上野東京支店長)と、今はまだ本格展開前の準備段階。

ふた付ペーパーカップで歩きながらでも飲めるカジュアルさと、家庭では飲めない高い専門性を打ち出し、日本に新しいカフェマーケットを築きたいと夢は膨らむ。

◆JAVA京橋店(東京都中央区京橋、Tel03・3281・2934)

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