近畿コカ・コーラ、大阪ミナミに若者対象に多目的ホール
近畿コカ・コーラボトリング㈱(大阪府摂津市、06・330・2191)は、3月4日、大阪・ミナミのアメリカ村に一〇~二〇代の若者をターゲットとした多目的ホール「COKE STEP HALL(コーク・ステップ・ホール)」をオープンする。
同ホールは、現代の若者による下町文化発信拠点・アメリカ村の新しいカルチュアスポットとして誕生する。再開発ビル「ビッグステップ」内に併設され、下町育ちのコカ・コーラが新しい下町文化の核として再構築するもの。「コークには青春という人生のひとつのハードルといったイメージがあり、若いアーチストやミュージシャンなどに、コーク・ステップ・ホールをひとつのステップとして飛び立ってもらい、独創的なアーチストとして大きく成長してもらいたい」というのがホールの基本コンセプト。
同社では「ホール運営事業を通じ、コカ・コーラの持つ若さ、アメリカ的、さわやかさ、といったイメージをさらに広げるとともに、新しい若者文化の情報発信基地となり関西の若者文化発展に微力ながら役立ちたい」としている。
また、ホールの運営に際しては、ホール目的に合った質の高い内容を志向・検討するため、専門的知識と見識のある各界の代表者を委員とする審議委員会制度を採用し、各ジャンルの演目を決め、将来は演劇祭やミュージックコンテスト、若手古典芸能の紹介なども開催していく予定。
ホールの概要は次の通り。
▽所在地‐大阪市中央区西心斎橋一‐六‐一四、アメリカ村ビッグステップ内四~五F延床面積‐三二二㎡(約三六〇席)▽営業時間‐午前10時~午後11時。