コロンビア国立コーヒー生産者連合会、3代目「ファン・バルデス」来日で普及活動
コロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC、東京事務局=東京都品川区、03・3440・0641)のキャラクターであるファン・バルデス氏が10月1日の「コーヒーの日」に併せて来日した。今回来日したのは、3代目のファン・バルデス氏。7日まで日本に滞在し、各種イベントへの参加やコーヒー業界、メディア各社への訪問など積極的にコロンビアコーヒーの普及啓蒙活動を行う。
バルデス氏の初来日を記念して2日、コロンビア大使館で「ウェルカムパーティー」が行われた。会場には、在日コロンビア大使のフランシスコ・シエラ氏やFNCのルイス・ゴメス東京事務局長らが出席。来賓として全日本コーヒー協会の山下正夫専務理事やコーヒー業界関係者などが招かれた。
歓迎会の開催にあたって、シエラ大使は「今や国際的となった一人の農民がコロンビアコーヒーを代表する顔となっている。この謙虚で素朴、カリスマ性を持つ農民は、コロンビアの56万6000人のコーヒー栽培者の喜怒哀楽を具象化している。日本に来日した彼に心からの熱い歓迎を送っていただきたい」とあいさつした。
その後、登場したバルデス氏は「日本人の方々にこれからもわれわれの高品質コーヒーを飲用してもらいたい」と日本へのメッセージを述べた。
「ファン・バルデス」は、コロンビアのコーヒー生産者を代表し、世界最良のコーヒー生産地で懸命に働く人々のイメージとしてコロンビアコーヒーのロゴとなっている。その3代目ファン・バルデスを務める、カルロス・カスタニェダも正真正銘のコーヒー生産者。祖父の代から小さなコーヒー農園を所有する生産者一家に生まれ育った。
(久保喜寛)