グリコ栄養食品、来期は得意分野をさらに強化 加工肉・麺など伸ばす
【大阪】グリコ栄養食品(株)(大阪府高槻市、072・670・2301)の大谷眞五常務取締役部長は、原料高・製品安の厳しい市場環境下に置かれる同社の現況・今後の方向などについて次のように説明した。 「こんな厳しい状況はかつて経験したことがない」とし、今期の売上高は2、3月の努力によっては前年並み、良くて微増の見通し。利益面は「原料高の製品安で減益になる。昨年の実質値上げも製品安に食われ、原料高で食われ、さらに消費の減退を反映して減益になる」と語った。