クレジットカードの（株）日本ダイナースクラブ（東京都新宿区、電話０３・３２２５・３３７０）は、永田農業研究所主宰の永田照喜治氏との共同出資により（株）健菜を設立、10月から本格営業活動を開始した。

永田農法は、肥料や水を極限まで与えないスパルタ農法で、糖度一三度を超えるトマトの栽培やアクがなく本来の味を持つ野菜を栽培する。

同社は、既に同法による特別栽培の野菜をダイナースの会員約一六〇〇人に「永田農法ダイナース健菜倶楽部」を通し、限定販売する宅配事業を行っており、本年度は、四億七〇〇〇万円を売り上げている。

新会社は、この永田農法で栽培した農産物をブランド名「健菜」として一般消費者にも販売し、販売価格は、「健菜たまご・ベジタブルエッグ」一パック六個三九〇円、「健菜ジャージー牛乳・ベジタブルミルク」一ｌ九八〇円、「健菜トマト」二・五㎏八五〇〇円など。初年度売上げ目標は五億円。

◆（株）健菜（東京都新宿区新宿三―二五―一、日本ダイナースクラブ内、電話０３・３２２５・３３７０）