島村宜伸農水大臣、衆院解散反対で辞表提出 「道半ば忍びない」
島村宜伸農水大臣は8日、臨時閣議で小泉純一郎首相に辞表を提出した。その後、農水省内で開いた会見で農政改革などについて「道半ばで忍びない」と真情を述べた。「郵政改革は必要」だが、「臨時国会でさらに検討できた」として、解散権の行使に「反対」と辞表提出に至った経緯を説明した。小泉首相が農水大臣を兼務しても政治的な空白となってしまい、詰めの段階に入っているWTO農業交渉、容器包装リサイクル法(容リ法)の見直し、米国産・カナダ産牛肉の輸入再開などに影響が出そうだ。
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