全国卸流通特集:食品中間流通構造変革の方向と戦略課題 宮下正房氏に聞く

特集 卸・商社 2004.08.31 9374号 8面

平成時代に入って第二次流通革命期にあると言われる現在、「新中間流通機能」論争が盛んだ。昭和40~50年代の第一次流通革命は、スーパーの台頭という小売革命だった。その小売革命がチャネルを開発し、チャネルを変えて、問屋を飛ばす「問屋無用」論が世を風靡した。しかし、小売革命はチャネルを開発せず、技術革新不在の革命だったという。むしろマスプロ工業化社会の中で、メーカー主導の流通系列化が強化され、逆に卸の数は増え続けた。第二次流通革命は政府の規制緩和、外資参入によるグローバル戦争、IT

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