カゴメが共同研究、トマトジュースで母乳のカロチノイド濃度高まる
カゴメ(株)は、同社総合研究所(栃木県西那須野町)と宮崎大学のカロチノイド研究班(富田純史助教授)との共同研究で、妊娠期にトマトジュースを継続的に摂取すると臍帯血や母乳のカロチノイド(リコピンおよびβ‐カロチンなどの抗酸化物質)濃度が高まることを明らかにした。また、日本女子大学家政学部の丸山千寿子助教授との共同研究で、トマトジュースとオリーブオイルを同時に摂取するとリコピンの吸収が高まることも明らかになった。いずれも6~8日、京都で開かれた日本栄養・食糧学会で発表された。
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