若い力「宮城の水産盛り上げたい」 震災が転機

生鮮食品 ニュース 2014.07.18 11039号 12面

 宮城県の水産業を盛り上げようと、東日本大震災を転機に新規事業や漁業に転じた若い世代がいる。前職では全く異なる分野に従事していたが、震災の実体験や家族・友人の苦境などを感じ、水産業の世界に飛び込んだ。震災で漁船や漁港施設に甚大な被害を受けた宮城県は生産量は回復傾向にあるが、震災前(10年)の水準にはまだ遠い。農林水産省「平成25年漁業・養殖業生産統計」によると、宮城県の10年の生産量は海面漁業で22万4600t、海面養殖業で12万3300tだったが、13年はそれぞれ17万23

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