自然解凍するだけの「あじのから揚げ」など4月から発売(日本水産)

冷凍食品 1999.03.08 8499号 9面

日本水産(株)(東京都千代田区、03・3244・7101)は、九九年業務用冷凍食品の春夏新商品を4月1日に全国発売する。自然解凍するだけの「あじのから揚げ」や「ボイルむきえび」、耐老化米の使用によって実現した、自然解凍でそのまま食べられる、チルド保存も可能な「しゃり玉」「いなり寿司」などが新たに登場する。

〈唐揚げ〉▽「ワンフローズンとれたて海えびのから揚げ」=獲れたてのエビのうまみが生きている。カラッと揚がる衣を採用。油で揚げて利用する。一キログラム×六袋×二▽「あじのから揚げ」(写真)=自然解凍するだけで食べられる。ニュージーランド海域のアジを使用。一キログラム×五袋×二。

〈米飯類〉▽「しゃり玉」=耐老化米使用でチルドでの保存が可能になった。必要なときに、必要なぶんだけ利用できる。自然解凍するだけで、そのまま利用できる。二二g×三〇個×八トレー×二▽「いなり寿司」=耐老化米使用でチルド保存ができる。四五g×一六個×六トレー×二。

〈スナック・デザート類、いずれも改良品〉▽「パリッと中華ポテト」=自然解凍で食べられる。飴だれ防止技術を活用。二キログラム×三袋▽「高級たこ焼き」=大粒のタコを入れ、生地を改良し、中身はとろり、外側はパリッと焼き目を付けた。通常のうるち米を使用したご飯は、経時的に粘りのある食感を失い硬くなる。この老化状態への変化を遅らせる農林水産省と共同開発した耐老化米スノーパールを使用したもの。二〇g×五〇個×四袋。

〈むきえび〉▽「NIGICOワンフローズン・ボイルむきえび」=ベトナムの合弁会社製、食品添加物を一切使用せず、厳しい衛生管理により、解凍後、サラダやマリネ・酢の物に生食で利用可能に、ピラフやピザなど加熱料理にも使える。3月1日発売。一キログラム×一〇袋。

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