サンヨー食品（株）（本社=東京都港区、０３・３５８６・９８２１）は、昨年９月～１１月の三ヵ月間、みそラーメン発売三〇周年を記念して、消費者キャンペーンと連動して行った初の全国スーパー対象の大陳コンテストの「サッポロ一番大賞’９８最終審査会」が１４日、同社会議室で報道関係、広告会社、資材会社六社と同社合計七社が出席し、厳正に審査した結果、特賞（三〇万円）三本、一等（一〇万円）五本、二等（五万円）一〇本の入賞（一八店）が次のように決定した=写真。

特賞（三本）=ユニサン安倍店（鳥取）、スーパーダイイチ店（山口）、サンシャイン南国店（高知）。

一等（五本）=たいらや入間豊岡店（埼玉）、コア潮江店（兵庫）、アピタ向山店（愛知）、スーパーストアー八幡丸店（長崎）、アペティート（大阪）。

二等（一〇本）=カウボーイ上磯店（北海道）、モンマルシェ（愛知）、サンフーズ浪江店（福島）、万代香芝良福寺（奈良）、Ａコープ北橘店（群馬）、イズミ東広島（広島）、ザ・コンポ富士厚原店（静岡）、ニコニコドー新宮（福岡）、にいつフードセンターマックス店（新潟）、オキマートナゴ店（沖縄）。

今回、初の大陳コンテストには全国のスーパー一八六三店が参加。同社が選考基準に沿って選りすぐった販売店の中から、（１）圧倒的ボリューム感の演出度合い（２）消費者が買いたくなるような演出度合い（３）販売店と同社営業担当とのスクラム度合い‐‐を審査基準とした。

恋塚晴三代表取締役専務の話　昭和４３年、みそラーメンを発売して昨年で三〇周年を迎えたが、この間、トップセラー商品の座を確保。消費者に感謝している。消費者キャンペーンには三ヵ月間で一〇二万一〇〇〇通の応募があった。一方、スーパー大陳コンクールには二〇〇〇店目標に対し一八六三店が参加。期間中の袋物一一三％目標に対し、一一一・三％の成果を上げた。今後も、サッポロ一番ブランドを中心に、商品開発を進める方針だ。