アサヒビール、「うまい!を明日へ!」プロジェクト第2弾始動

酒類 キャンペーン 2009.10.02 10222号 12面
プロジェクトは今後も継続して実施していく予定

プロジェクトは今後も継続して実施していく予定

 アサヒビールは、アサヒスーパードライ「うまい!を明日へ!」プロジェクト第2弾を全国で展開する。このプロジェクトは、主力商品「アサヒスーパードライ」の期間中の売上げの一部を、都道府県ごとに設定した、自然や環境、文化財などの保護・保全活動に役立てるもの。今回の実施は春に続き2回目となる。

 同社近畿圏統括本部と各支社は各自治体と協議し、支援活動を決定した。期間中の対象商品1本につき1円。全国で集計し、都道府県ごとの販売数量に応じて配分を行う。今回の実施では、対象商品を前回の500ml・350ml缶の2品から拡大、主に料飲店などでの扱いが多い大瓶・中瓶にも広げ、計4品を対象とし、歳暮ギフトに組み込まれている「スーパードライ」も対象とする。また、同プロジェクト第2弾を展開するに当たり、「実感プログラム」を企画。ツアー参加者を募集する。

 ◆プロジェクト内容

 ▽大阪府=みどり豊かな大阪をつくるため「大阪府みどりの基金」に寄付し、校庭の芝生化を支援▽京都府=「文化財を守り伝える京都府の基金」に寄付し、京都の歴史的建造物などの貴重な文化財の保全活動を支援▽兵庫県=兵庫県緑化推進協会に寄付し、県内の里山の保全活動を支援▽奈良県=「財団法人奈良の鹿愛護会」と「奈良県立橿原考古学研究所有史会」に寄付し、天然記念物「奈良のシカ」の保護や文化財の保全活動を支援▽滋賀県=「マザーレイク滋賀応援基金」に寄付し、「琵琶湖」の総合保全活動を支援▽和歌山県=和歌山県緑化推進会「世界遺産の森林を守ろう基金」に寄付し、「紀伊山地の霊場と参詣道」周辺の公有林などの整備・保全活動を支援

 ◆実感プログラム

 ▽大阪府=校庭の緑化を体感する(開催時10年1月24日)▽京都府=京都の歴史的建造物や、文化財の修復活動などを見学し、保全活動を体感(同1月31日)▽兵庫県=黒川地区(川西市)の里山保全を体感(同1月31日)▽奈良県=古都奈良の風物詩「鹿寄せ」を体感(同2月7日)▽滋賀県=「琵琶湖博物館」で「琵琶湖の環境保全活動」などについて学習したのち、琵琶湖汽船に乗船し、琵琶湖を周遊する(同1月24日)▽和歌山県=熊野古道の豊かな自然と山岳環境の保全活動を体感(同1月31日)[共通]▽募集人数=50組100人▽募集期間=10月1日から12月14日まで(当日消印有効)▽参加料=無料▽問い合わせ先=「うまい!を明日へ!」をプロジェクト 実感プログラム事務局、フリーダイヤル0120・311・520(受付時間/午前9時~午後6時、土・日・祝日除く)

 (田中秀哉)

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