家庭用みりん類特集 本みりん、安定基調の消費量 規制緩和で売場の拡大見込む
本みりんは酒税の関係から価格、生産量とも安定した商品。酒販免許緩和でスーパー、CVSなどでの酒類取扱いが広がった分、生産量は伸びたが消費量は安定横ばい状況。顧客の中心は酒販店の配達で買い求めていた中高年主婦。和食料理に馴染みがあり、本格的な味にこだわる層が継続利用しているようだ。みりん風調味料と比べると標準小売価格で一〇〇円以上高いが売れ行きは安定している。従来は本みりん売場は酒類コーナーだったが、規制緩和からスーパーではみりん風、発酵調味料と同じコーナーでの陳列が増えている