コメ据置き、麦価引下げ、と米価審議会、政府売渡し価格で答申

農林水産省は8日と9日の両日、コメと麦の政府売渡し価格を決める米価審議会を開いた。審議委員の議論は主に戦後最悪の不作となったコメの問題に集中し、「食管法がなければコメは暴騰していた」「輸入米の安全性の確保の方法」「復田による増産の可能性」「転作緩和の影響による麦の生産体制の変化」など疑問や意見が食糧庁と農水省に提示された。 審議会は9日、コメ不作の中で消費者の家計の安定を図り、政府買入れ価格が据置きだったこともあってコメが一等一類で六〇㎏当たり一万九五

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